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中学生でも分かる株式指標③〜売上高・営業利益・経常利益って?〜

こんばんは、あおぶたです☆

 

本日は前回お話しした「まずは会社を人として見てみよう」の続きです。

先日はざっくりと人に例えて説明しました。

では実際に上場している企業の資料を拝借しながら、用語、指標の意味を考えていきましょう!

 

今回はソフトバンクさんを例に取って考えてみます。

情報は楽天証券からです。

 

 資料①

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2017年10月27日の終値になります。

 

資料②

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こちらは過去の業績と将来の業績予想になります。

数値は百万円単位なので、2017年3月期は8兆9,010億円の売上です。

ソフトバンクさんやっぱりすごいですね☆

 

資料③

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こちらは財務関係、営業CF、投資CF、財務CFになります。

 

ここまでの資料で、各言葉と指標の意味をしっかり理解できたよ!って人は少ないんじゃないかなと思います。

でも安心して下さい。僕も理解するまでにかなり時間がかかりました!!

ただ、ここに出て来た言葉、指標の意味を知る事は投資判断では非常に重要なのでこれを機会にしっかり覚えていきましょう!

 

売上高、営業利益、利益(経常利益)ってなに?

まずは売上高、営業利益、利益(経常利益)の説明です。

 

 

売上高・・・これは文字通り、一年間でその会社が売り上げた金額の合計になります

 

営業利益・・・「売上高-商品原価-販売費及び一般管理費」という式で表します。

簡単に言ってしまうと、売上を上げる為に使ったお金を引いて残ったお金の事です。

営業利益は本業から出来たお金なので、事業利益とも言われます。

 

利益・・・「営業利益₊営業外収益-営業外費用」という式で表します。

営業利益が本業で稼いだ利益なのに対し、

利益(経常利益)は本業以外から稼いだお金とそれにかかった費用も

合わせて、会社としてトータルで儲けた(損した)お金の事を言います。

 

 

うーん、いまいち分かりずらいな(゜-゜)

というわけで、今回はみんなご存じの八百屋さんを例にして考えてみましょう☆

 

 

八百屋の太一さん(32才)個人事業主

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【条件】

・東京郊外にある八百屋をアルバイトの学生1人雇って営業

株式投資が趣味だが、勉強嫌いで損する事が多い

 今年は50万円程の損をしているらしい。。

・八百屋さんの年間売上は800万円程

・アルバイトの学生は時給800円で月に5万円、年間で60万円支払っている

・野菜は産地直送の物だけを使用していて、原価が売上の3割支払っている

 

八百屋さんで年間800万円の売上はすごいのかもしれませんね☆

 

では太一さんの売上高、営業利益、利益(経常利益)を見ていきましょう。

 

 

売上高・・・これは簡単!800万円ですね!!

 

営業利益・・「売上高-商品原価-販売費及び一般管理費」で考えると、

商品原価が800万円×3割(0.3)=240万円

販売費はアルバイトの学生に支払っているバイト代なので、

800万円-240万円-60万円=500万円という事になります。

 

利益(経常利益)・・・「営業利益₊営業外収益-営業外費用」になる訳ですが、太一さんは株で損したお金があるので、(ちゃんと勉強しようよ太一さん。。)500万円+(-50万円)=450万円という事になります。

 

いかがでしょうか。

かなりざっくりとですが、最初のうちはこういう考え方でみて貰って大丈夫だと思います!!

 

次回は資料③の財務とキャッシュフローの説明をする予定です。

 

あおぶたでした☆