PBR(株価純資産倍率)ってなぁに?
こんにちは、あおぶたです☆
本日はPBR(株価純資産倍率)の説明をしていきます^ ^
PBRは、前回お話ししたPERと同じ位、超!重要な株式指標になりますので、ちゃんと理解出来てない方は今日覚えちゃいましょうね!
まずはPBRを使うメリットから
・株価の割安、割高がはっきりと分かる
・同業他社との比較がしやすい
・その会社が市場からうけてる注目度が分かる
あおぶたも、PBRは投資先選定を絞る時に良く使う指標です。
では説明に入りましょう!
【PBR】・・・PBRとは会社の資産が一株当たりの金額と、それを株価で割った時の数値の事を言います。
ちなみに一株当たり純資産は「BPS」といって、四季報にも記載されている単語なので覚えておくと便利です☆
計算式は、「一株当たり純資産÷株価」です。
大雑把にPBRの事をお話しすると、その会社が資産以上の評価を市場から受けているか?が分かる指標です。
純資産=会社の資産になりますので、単純に考えると「その会社が本日倒産した時にステークホルダーに分配される資産」と言うことになり、
PBRが1になっている会社は、資産以上の価値がないと思われている事になります。つまり、事業の存在意義がないよって言われてる様なものです。ただ、そういう会社に美味しい銘柄が隠れてたりするんですけどね( ̄▽ ̄)
また、銘柄を探しているとPBRが1を切っているような銘柄もチラホラ存在しています。
PBRが1を切るという事は、「その会社の資産以下の価値でしかない」となりますのでちょっと矛盾している感じがしますね。。
これにはザックリ2つの原因があって
①市場が過少に評価している
②経常利益の赤字などにより、近い将来資産を食い潰す可能性がある
が考えられます。
①なら積極的に検討すべき銘柄になりますが、
②に当てはまる可能性がある時は注意が必要です。
例えば、貯金を1000万円持っている人がいたとして、毎月手取りで30万円稼いでいるとします。しかし、支出で毎月40万出ていく様な生活をしていると、貯金を切り崩して生活するしか方法がないですよね?
これは会社も同じで、利益と支出のバランスが崩れている会社は、自分の資産を切り崩して経済活動をするしかなくなるので、
現在と将来の資産が大きく変化する可能性があります。今はPBR1以下でも、2年後にはPBR3になる可能性だってあるんです!
①か②なのかを見分ける方法としては、複数の指標を使う事で見えてくるので、
一通り指標を説明し終わったらまたご説明します!
何となくでもPBRを掴めましたか?^ ^
使い方を間違えてなければ、PBRは投資判断にとても役に立つ指標なので是非使っていきましょう。
あおぶたでした☆